掃き溜めに鶴

ポケットモンスターの対戦ブログです。

【S4、5使用構築】エルフーン入りギャラドリュ対面構築

お疲れ様です。いかがお過ごしでしょうか。

流行病のせいで鬱屈した生活をしていたら、いつのまにか4月が終わっていました。

 

さて、シーズン4、5を通して同じコンセプトのパーティーを模索していたので一つの構築記事にまとめさせて頂きます。対戦経験者の知人に色々教わりながら作りました。

本当にありがとう。

 

 

 

 

 

~以下、常体~

 

  • 構築経緯

 

環境トップであるドラパルト、ミミッキュカビゴントゲキッスドリュウズに強い面子として、ゴツゴツメット持ちHBギャラドスとタスキASドリュウズを想定した。
そこにパーティーに必ず入れると決めているエルフーンを入れたところ鋼や草タイプ、パルシェンを呼ぶため、前々から使いたいとも思っていたキョダイマックスリザードンを採用。
ギャラが相手できないラプラスなどの特殊アタッカーに対して対面性能の高いニンフィア、ここまででパッチラゴン、ヒートロトムが重いのでチョッキABカビゴンを最後に入れて構築の完成とした。

 

 

  • パーティ紹介

 

 ①エルフーン @たべのこし

いたずらごころ

ずぶとい

努力値165-×-44-0-228-0

実数値165-×122-97-124-136

H:16n+1

B:陽気A252ドリュウズのアイへ確定耐え

D:のこり

 

技構成

やどりぎのたね みがわり まもる アンコール

 

両受けかつ、まもるを搭載することで嵌め性能を高めた。選出誘導、相手のダイマックスターン枯らし、積みポケモンの流しを担当。

また、アンコールを搭載することで後続の役割遂行の補助にも役だった。特にダイマックスを吐き終わった相手の残りに刺さり、選出すれば必ずと言っていいほど活躍してくれた。

欠点としてはメジャーなムンフォ持ちならば相手できる悪タイプになにもできないこと、攻撃技を持っていないため使用主がビビってほとんど選出できなかったこと。

エルフーンに強い相手に強い味方」を想定しながら選出はできていたが、その先にある「エルフーンを強引に通す」という思考を最終日のギリギリまで持てずにいた。

このポケモンの強みは「苦手な相手がはっきりしている」にもかかわらず時間稼ぎができたり、技を強制させたりできることであり、嵌めて詰ますだけでなく、有利対面を作り後続を展開、さらにTODにも持ち込めるポテンシャルを持っていた。

次シーズン以降は「エルフーンを基本選出に置く」ことをコンセプトにしたいと思う。

嫁ポケだしね。

 

 

ギャラドス @ゴツゴツメット

いかく

わんぱく

努力値252-0-252-×-0-4

実数値202-145-144-×-120-102

HB特化

S余り

 

技構成

たきのぼり とびはねる ちょうはつ でんじは

 

物理受けギャラドス。間違いなく本構築のMVPであり、選出率もトップ。というかほぼ毎回こいつ出してた。出しすぎ。

ドリュウズカビゴンミミッキュをはじめとした、環境に蔓延る物理アタッカーを相手する。特に初手あくびにやってくる連中に挑発が刺さり、相手構築を荒らしまくった。メジャーなASギャラを想定してくるアーマーガアやガラルヒヒダルマ、ガラルサニーゴを完封できるのが気持ちよかった。ドラパルトやトゲキッス、ASギャラドスにもなにか一発耐えて電磁波を撒くことで、後に続くドリュウズの射程にいれることができた。

シーズン後半になると、増えだした特殊ドラパルトやウォーグルに何もできないことが多かった。

8世代では自信過剰ASギャラドスがメジャーなため威嚇持ちは数こそ少ないが、それ以前の環境には一定数存在していた型である。つまり「過去作経験者の記憶の中」には刻み込まれている。強い人はちゃんとその辺を理解して展開を修正することができたのであろう。選出段階で読まれることはなくてもプレイングで挽回されることは多かった。それどころか使用主の信頼が厚すぎた結果、「なんかわからんが出しとけばいけるだろ」という安直な思考の犠牲となった。

これが最終日で順位を大幅に溶かした要因になったのはいうまでもない。修正できなかったのは弁解の余地なく使用主の責任である。

 

 

ドリュウズ @きあいのタスキ

かたやぶり

ようき

努力値0-252-4-×-0-252

実数値185-187-81-×-85-154

最速AS

 

技構成

アイアンヘッド じしん がんせきふうじ (ステルスロック→)つのドリル

 

メジャーなタスキドリュウズ。対面でほとんどのポケモンに打ち勝つことのできる最強ポケモン。序盤、中盤、終盤。隙がないと思うよ。でも、ナットガアに勝てないよ。ステルスロックをほとんど押していないことにシーズン後半に気付きつのドリルに変更したが、「欲しかったのはステロじゃなくて補助技だったのかな」と今になって思い返している。ダイウォールがないためにラプラスの壁ターンを削りきれず負けた試合が多かったが、ドリルを当てたおかげで勝てた試合も存在するのでなんともいえない。こいつのドリルは比較的天を貫くドリルだった。

 

 

ニンフィア @のどスプレー

フェアリースキン

ひかえめ

努力値236-×-0-252-0-20

実数値200-×-85-178-150-83

S:無振り60族抜き抜き

 

技構成

ハイパーボイス マジカルフレイム でんこうせっか あくび

 

ラプラス用兵器がいつのまにか対特殊ドラパルト用兵器になってた。

味方ギャラ-相手ドラパorラプラス対面で後投げしてハイボで打ち合ったり、あくびで退き先に負荷を強いる。もともとダイマックス要因ではなかったが、出した試合では大体ダイマックスしていた気がする。積んだあとの火力はなかなか魅力で、石化のおかげで腐ることもなくありがたかった。

欠点はここまでの並びでだいぶ鋼に重くなってしまっているため、ドラパルトやラプラスがいる場面限定での選出になってしまったこと。前述の面子で苦手な「ドラパナット人ヒトムドリュウズ」みたいな並びに出しづらかった。積んでいない状況でのマジフレの火力も心許なく、またサイクルの中でナットレイに打つことも難しかった。個体としては優秀であると感じたが、鋼環境にはやはりだしづらかった。

 

 

リザードン(キョダイマックス個体) @こだわりスカーフ

サンパワー

おくびょう

努力値0-×-0-252-4-252

実数値153-×-98-161-106-167

最速CS

 

技構成

オーバーヒート エアスラッシュ りゅうのはどう げんしのちから

 

MVPの次点。アイアントギルガルドヒヒダルマパルシェンの暴虐を許さないスカーフ。キョダイゴクエンで1.5or2体を強引に持って行く。序盤に出しても終盤に出してもそれなりの仕事はする。なにより使っててカッコよすぎる。ヒトムとキッスがいやすぎて原子の力を最終日に採用したが、正直正解ではない気がする。アドバイスください。

欠点は火力と耐久が足りないこと。これに尽きる。通常の晴れリザの火力をダメ計する度にため息が出た。

あとキョダイ個体を使うなら絶対サンパワーよりもうかの方がいい(妥協)。

 

 

カビゴン @とつげきチョッキ

あついしぼう

いじっぱり

努力値0-252-252-×-4-0

実数値235-178-117-×-131-40(S個体値11)

A特化B全振り

 

技構成

のしかかり アイアンヘッド じしん かみなりパンチ

 

最後まで悩んだ補完枠。水火ロトムアシレーヌウォーグル、パッチラゴン、ドラパルト、ラプラスが主な補完先。多くね?

最後まで悩んでいたゆえに技構成もちょっと変。優秀な補助技が多いカビゴンであるが、個人的にこのポケモンをはじめとするノーマルタイプ全体の強みは技範囲の広さにあると考えている。最後にねじ込んだ割にはよく仕事をしてくれた。たぶんアイへが炎技かラリアットになるべきだと思う。

 

 

  • 基本選出

ほとんどの試合が ギャラドス&ドリュウズ@1

 

初手にギャラドスを選出する場合(ほとんどこれ)

・ドラパミミカビキッスドリュの並び

カバルドン軸(カバドリ、カバギャラ)

ブラッキーサニーゴ入り

ヒヒダルマ入り

など、、、正直構築が読みづらい時はほぼ初手にギャラを投げていた。

 

初手にドリュウズを選出する場合

・ドラパヒトムナットガアパッチみたいな並び

バンギラス入り

トゲデマル入り

など、、、つまり「初手にギャラドスを投げられない場合」はほぼこれ。

 

そのほか、

アイアント入り

パルシェン入り

には初手リザードンから投げていた。

 

 

@1

ドリュウズナットレイなど鋼が2体いるときや、鋼1体に加えてシャンデラやドラパルトがいる場合はエルフーンは選出しなかった。

ラプラス入りに対しては刺さり具合に応じてニンフィアカビゴンを出し分ける。最終日はカビゴンの方が選出率が高かった。

上のどちらでもない場合は大抵リザードンを控えていた。というかナットレイが多すぎてほぼリザしか出していない。

 

 

  • 使用感

威嚇ギャラがかなり使いやすかった。エルフーンの選出誘導も強く、対戦歴が浅い自分でも呼ぶ相手がわかりやすかった。

欠点は後半から流行りだした特殊ドラパルトやウォーグル、そしてシーズンを通してずっといたナットレイへのケアがうまくいかなかったこと。

 

そしてなにより構築以前に使用主のプレイングがゴミ過ぎた。一通りの環境トップには手が出せる面子だとは思っているので悔しい。

あとはもっとエルフーンを出したかった。

 

次シーズンは

エルフーンを基本選出に組み込む」

エルフーンが出せない場合の裏選出を固める」

ことを模索していきたいと思う。

 

 

 

~以下、敬体~

 

 

  • あとがき

 

いかがだったでしょうか。

今シーズンが終わった直後に記事を書いているのですが、悔しさしか残りません。

小さい目標である4桁帯にも2,3試合分くらいしか入れず、最終日に順位を鬼のように溶かしてしまいました。前回より成績悪いんですよ。

気つけにと配信しながら最後まで潜っていたのですが、正直人様に見せられるプレイングと態度ではなく、非公開にしちゃいました。あとから見返して「俺ってこんなにため息舌打ちするんだな」と驚いています。

次シーズン以降はちょっと忙しくなりそうなので余り時間がつくれないかもなんですが、ぼちぼちやっていこうと思います。

 

 

最後に宣伝をさせて下さい。

前シーズンから配信をはじめました。

https://t.co/crxpiOLt2d?amp=1


ほぼ毎日配信しているので、クソみたいなプレイングにツッコミを入れて頂ければ幸いです。今のところバイト帰りにパソコンの前でブツブツひとりごと言ってるだけなのでわびしいです。

 

 

皆さんの参考になれば幸いです。

 

ではまた。